建設中のグループホーム(認知症対応型共同生活介護)について、2025年11月17日現在の工事進捗状況についてお知らせいたします。
2025年11月14日、プレカット工場で製材製品検査が行われました。
建築現場で使用される木材は、あらかじめ工場で組み立てやすいように加工されます。
この工程を「あらかじめ切る」という意味でプレカットと呼んでいます。
以前は、大工さんが手作業で木材を加工していましたが、今は工場で加工がほとんど済んでしまいます。現場での調整が少なくなる分、作業が天気に左右されなくなり、工期が短縮。工事の効率化、品質の均一化が図られ、コストも削減されます。
加工は、設計支援ソフトを用いてミリ単位の精度で行われています。
土台にはヒノキ、柱や梁には杉が使用され、いずれも栃木県産(部分的に一部外材)の物が使われます。
今回の検査では、試作組み立ても行われました。
実は、使われている柱は、上下で加工がミリ単位で異なっているそうです。素人の目には違いが判りません。
建築に一部金物が使われますが、外からは金物が見えない工法になっています。
11月後半には、トラック20台分にも及ぶ資材が現地に運ばれる予定です。
基礎もほぼ完成し、いよいよ建物の構造が見えてきます。






